郡上おどりの歌には吉田川や気良の里など、郡上の地名がよく出てきます。
その一つ「心中したげな惣門橋で小駄良才平と酒樽と」
これに歌われている惣門橋が今も郡上の街中にあるんです!
天洞川に架かる橋は川底まで2m~3mくらい、
しかも川の水がとても少ないんですがこれがいつもの量だそうです。
昔ヶの郡上八幡には小駄良村に住んでいた大酒飲みの才平さんがいたそうで、
ある日お酒をたらふく飲んだ帰り道、酒樽を背負いながら千鳥足で惣門橋にさしかかると
橋から川に落っこちたそうです。背負った酒樽のせいで川から出られない才平さんは
「わしゃ 酒樽と心中したい」と歌ったそうな。
才平さんの詳しいお話は郡上八幡博覧館の昔話コーナーで知ることもできますよ。